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杉野製作所
SUGINO DOOR
天然素材の無垢材を使用した木製ドアを職人が1枚1枚丁寧に製作する木製ドアメーカー、杉野製作所が【心地のいい暮らし】をテーマにお役立ち情報をお届けします。

〒879-1124 大分県宇佐市山178-1
TEL:0978-37-0233

リビング続きの和室を作るべき3つの理由。作り方のポイントやおしゃれに仕切る事例を紹介

マイホームを検討中の方で、子育て世帯を中心に人気を集めているのが、リビングの横に和室を作る間取りです。リビングの横に和室があれば、忙しい家事や育児の合間でもほっと一息つきやすくなりますが、本当に必要なのだろうかと迷う方も多いでしょう。

今回はリビング横に和室を作ろうか迷っている方に向け、意識したい3つのポイントや、おすすめのドアの種類を紹介します。杉野製作所のドアを使った施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

リビング続きの和室を作る3つのメリット

畳の心地よさを感じられる和室はどこか馴染み深く、落ち着きとリラックス感を与えてくれるでしょう。リビング続きの和室を作る、3つのメリットを解説します。

空間を広く感じられる

リビング横に和室を作れば、LDKのスペースと合わせて、全体の空間を広く感じられます。リビングと和室の間に壁を作らず、間仕切りを使って必要なときだけ仕切る方法にすれば、開放感もさらに高まるでしょう。

部屋の使い方の幅が広がる

フローリング敷きの洋室と違い、畳を使った和室は触れたときにひんやりと感じにくいです。素肌でも心地よく感じられるため、小さなお子さまの遊び場やお昼寝スペースのほか、客間としても優れています。間仕切りを使えば個室になるので寝室としても使いやすく、将来的に1階を生活の場にしたいときにも、柔軟に対応しやすいでしょう。

家族のくつろぎスペースが生まれる

リビング横の和室では、足をのばしたり横になったりといった、ソファに腰かけるのとは違う自由なくつろぎ方が可能です。休息を取りたいときに横になるだけでなく、どこでも足をのばしやすいので、畳の上でお子さまとトランプなどのカードゲームを楽しむのも素敵でしょう。

家族が思い思いにくつろぐためのスペースとして使えるのも、リビング横に和室を作る魅力です。

リビング続きの和室を作るときの3つのポイント

快適な空間にするためには、押さえておきたい3つのポイントがあります。後悔しないためにも、しっかりとポイントを取り入れて、快適な空間に仕上げましょう。

リビングのテイストに注意する

リビング横に和室を作るなら、できるだけインテリアのテイストを合わせましょう。畳を使った和室は「和」のテイストが強くなるため、「洋」のテイストが強いインテリアとはコーディネートが難しいです。和室と合わせるなら、落ち着いたモダンスタイルやジャパンディスタイルのほか、自然素材を多く使ったナチュラルテイストともよく合います。

最近は「洋」のテイストに合わせやすい、意匠性の高い畳も増えているため、和室を含めてリビング全体のテイストを考えてみるとよいでしょう。

どのように使いたいかを基準に広さを決める

リビング横の和室は、使いやすさを考えて広さを決めるのも大切です。ちょっとした休憩スペースやお子さまの遊び場スペースとして使うなら、広さは4.5畳がおすすめ。リビングスペースを圧迫せずに使いやすいスペースが確保できるため、リビング横にも取り入れやすいでしょう。

一方で、今は客間として使うけれど、将来的に寝室として使いたいという希望があるなら、広さは6畳以上がおすすめです。リビング横の和室は用途を考えずに作ると中途半端な広さになりやすいため、どのように使うかの希望は、あらかじめ家族でしっかりと話し合っておきましょう。

間仕切りで圧迫感が出ないように注意する

リビング横の和室は、稼働間仕切りを設置して個室としても使えるようにするのが一般的。使う間仕切りはホワイトやアイボリーといった壁の色に合わせた色合いにするなど、閉めたときに圧迫感が出ないように注意しましょう。

デザイン性を高めつつ効果的にリビングと和室を仕切りたければ、障子を使うのもおすすめです。日本古来の建具である障子は、適度に空間を仕切りつつ採光を妨げないので、和の意匠を高めつつ心地よい空間づくりを叶えてくれます。

障子の魅力については、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

リビングと和室を仕切るのにおすすめのドアは?

室内ドアには、形状ごとに開き戸・引き戸・折れ戸の3種類があります。壁を作らずにリビングと和室を一続きとして使いたければ、間仕切りにもなる引き戸を選ぶとよいでしょう。引き戸の中でも特におすすめな、2つのタイプを紹介します。

3枚引き戸

3枚引き戸とは、その名の通り3枚の引き戸を使って、壁一面を間仕切りとして使えるタイプの引き戸です。引き戸を閉めるだけで簡単に個室として使えるため、リビング横の和室にもよく使われています。通常、引き戸は扉の上下に桟やレールを取り付けますが、掃除のしやすさを重視するなら、扉の上側にのみ桟やレールを取り付けた「上吊り戸」タイプを検討しましょう。

戸袋付きの引き込み戸

外観をすっきりと見せたければ、引き戸の中でも戸袋付きのタイプがおすすめです。戸袋とは、壁の内側に扉を引き込めるスペースのこと。通常、引き戸には扉をスライドさせる引き代が必要になるため、引き戸のすぐ隣には照明のスイッチやコンセントを取り付けられません。けれど戸袋付きの引き込み戸なら、通常の壁と同じようにスイッチやコンセントを取り付けられるのも魅力です。

引き戸の種類については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。

リビングと和室をおしゃれに仕切る3つの事例

ここからは、実際に杉野製作所が手掛けたドアを使って、リビングと和室をおしゃれに仕切った事例を紹介します。

全体を和のテイストでコーディネートした事例

掲載事例 | 特注 モザイク障子 枠セット / 杉 ガラス戸 枠セット

こちらは玄関を入ってすぐの場所に、土間スペースと縁側のような腰掛け、さらにその奥に和室とリビングを配置して「和」の美しさを全面的に活かした事例です。モザイク障子や和風の照明など、和のテイストが感じられるアイテムをふんだんに取り入れつつ、開放的な吹き抜けやリビングでのダウンライトの使用など、和と洋のテイストを絶妙にミックスさせています。

家族がくつろぐリビングと和室の仕切りには、3枚引き戸を使用。壁の内側に引き込む戸袋付きで、さらに下部に桟やレールのない上吊り戸タイプを使用しているため、日常のお手入れもしやすく毎日を快適に過ごせる事例です。

小上がりで「おこもり感」を演出した事例

掲載事例 | DOAX シナ 片引戸 枠セット / 特注 スプルース 飾り入り障子 3枚引き込み 枠セット

「おこもり感」のある空間が欲しければ、小上がり付きの和室に、間仕切り戸をつけてみるのはいかがでしょう。一段高くした小上がりは、間仕切りを開け放っていても区別した空間に感じられますし、引き出しをつければ収納としても使えます。

間仕切りに使った障子もフローリングや板張り天井と色合いを揃え、全体のコーディネートを統一。木製家具で統一したインテリアや木目の風合いを活かした柱の効果もあり、和室とナチュラルテイストのリビングがお互いを引き立てる事例となりました。

ぬくもりと「和」の装いが調和した事例

掲載事例 | 特注 杉 障子 枠セット

最後にご紹介するのは、中央に据えられた薪ストーブが印象的な事例です。正面に大きく繰り抜いた窓を配し、居室への入り口には障子を使用。障子は左右の高さを変えることで変化を生み出し、印象的な空間になりました。

薪ストーブのあるスペースは、床面にモルタルを使用し、障子と畳との組み合わせがモダンに仕上がっています。和室側の障子の高さを低くすることで、落ち着きのある空間を演出し、ダイニング側の開放的なスペースとゆったりと休める和室の対比が魅力的な事例です。

リビングと和室のどちらもおしゃれに見せるドアは杉野製作所にご相談ください

リビング横の和室は、1つの居室でありながらリビングとの一体感も重視されるため、全体的なコーディネートが欠かせません。

大分県宇佐市の杉野製作所では、和のテイストと洋のテイスト、どちらにも合う木製ドアを職人の手作業で製作しています。おしゃれな見た目と使い勝手のよさにこだわったドアがご希望の方は、ぜひ杉野製作所へお気軽にお問い合わせください。

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監修者

金谷悠司のアバター 金谷悠司 杉野製作所:専務取締役

天然素材の無垢材を使用した木製ドアメーカー、杉野製作所です。「良い住宅を造りたい」という強い想いのある人に選ばれるため、職人が1枚1枚丁寧にドアを製作しています。
【心地のいい暮らし】をテーマに、新築やリフォームの際の空間づくりに役立つ情報をお届けします。

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