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杉野製作所
SUGINO DOOR
天然素材の無垢材を使用した木製ドアを職人が1枚1枚丁寧に製作する木製ドアメーカー、杉野製作所が【心地のいい暮らし】をテーマにお役立ち情報をお届けします。

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室内ドアが勢いよく閉まって困る!おすすめの対策と長く使い続けるコツを紹介

室内ドアを使っていると「最近ドアの閉まる音がやけに大きく感じられるようになった」、「ドアが勢いよく閉まって指が挟まれそうになった」など、閉まり具合に不満を感じることもあるでしょう。

勢いよく閉まる室内ドアは、騒音やケガの発生にもつながるため、できるだけ早めに対策しなければなりません。今回は、室内ドアが勢いよく閉まってしまいお困りの方に向け、原因とおすすめの対策を紹介します。

目次

室内ドアが勢いよく閉まる原因は?

室内ドアが勢いよく閉まってしまう理由は、主に次の3つです。

  • ドアクローザーの不具合
  • ドアクローザーがない
  • クッション材の劣化

それぞれ詳しく解説します。

ドアクローザーの不具合

ドアクローザーとは、ドアの上部とドア枠を繋ぐように設置された金具のこと。内部の油圧システムが扉の閉まるスピードを抑え、ドアをゆっくりと閉める仕組みになっています。

油が漏れるなど何らかの不具合で油圧システムが作動しないと、スピードを制御できずに勢いよくドアが閉まるようになってしまうのです。

ドアクローザーがない

ドアクローザーがないドアは、スピードをコントロールできないため、勢いよく閉まりやすいです。

ただし、ドアクローザーはすべてのドアに備わっているわけではありません。ドアクローザーが天井や壁・梁に干渉し、取り付けできないケースも多いため、状況に合わせた対応が必要です。

クッション材の劣化

ドア枠には、閉めたときの衝撃が吸収できるクッション材をつけているのが一般的。クッション材が劣化すると、衝撃がそのまま伝わり「バタン」と大きな音が響きやすくなります。

ドアの閉まる音が大きく感じられるときは、クッション材が劣化していないか、ドア枠部分をよく確認してみてください。

室内ドアが勢いよく閉まるときの4つの対策

室内ドアが勢いよく閉まって困るときは、次の4つの方法を試してみましょう。

ドアクローザーを調整する

ドアクローザーの側面には「調整弁」がついており、左右に回してドアクローザーの効果を調整できます。

調整弁の数は、機種によって1~3個と異なります。一般的な効果は以下の通りです。

  • 時計回り:ドアの閉まるスピードが遅くなる
  • 反時計回り:ドアの閉まるスピードが早くなる

ドアの閉まる勢いを抑えたければ、時計回りに調整弁を回して閉まるスピードを遅くしましょう。ただし調整弁を緩めすぎると、油圧システムから油が漏れる原因になります。調整弁がドアクローザーの本体表面より飛び出してしまわないように、十分注意してください。

ドアクローザーを取り付ける

ドアクローザーがついていなければ、新しく取り付けるのも効果的。ホームセンターでも購入できるため、DIYに慣れている方なら自力での取り付けも可能です。

なお、賃貸住宅のドアには、勝手にドアクローザーを取り付けてはいけません。どうしても取り付けたければ、一度大家さんに相談してみてください。

クッション材を交換する

ドアの閉まる音が大きくなって気になるなら、クッション材を交換しましょう。クッション材は固定せず、ドア枠のレール部分にはめ込むように設置されているため、簡単に取り外しができます。古いクッション材を外したら、ホームセンターなどで購入したクッション材を取り付ければ、交換は完了です。

隙間テープを貼りつける

できるだけ手軽な方法でドアが閉まる勢いを抑えたければ、隙間テープを貼るのもおすすめです。

隙間テープは100円均一ショップでも購入できますが、厚みがあるため、できれば戸当たり専用の隙間テープを用意しましょう。退去時にはテープを剥がすだけなので、賃貸住宅でドアの閉まる音を抑えたいときにもおすすめです。

勢いよく閉まる室内ドアを直すときの注意点

勢いよく閉まってしまう室内ドアに何らかの対策をするときは、次の3つのポイントに注意してください。

安全を確保してから作業する

ドアクローザーは、ドアの上部についているパーツです。調整には脚立や踏み台を使うため、万が一の怪我がないように、安全を確保してから作業しましょう。ドライバーなどの工具も使うため、小さなお子さまがいるご家庭では特に注意してください。

できるだけ2人以上で作業する

ドアクローザーの取り付けは、脚立や専門の工具を使います。日常的に工具の扱いに慣れている方以外は、安全のためにもできるだけ2人以上で作業してください。

2人以上いれば、脚立を使った作業中に急遽他の工具が必要になった場合でも、すぐにフォローしてもらえます。脚立からの落下や工具を落とすといったリスクも少なく、スムーズに作業を進められるでしょう。

無理せず業者への依頼も検討する

ドアクローザーの調整なら、ドライバーで調整弁を回すだけなので比較的簡単です。しかし取り付けは正確に寸法を測ったうえで電動ドリルやドライバーを使い、不安定な脚立や踏み台の上で行わなければなりません。

作業が難しいと感じたら、無理をせずに専門の業者を頼りましょう。使い心地を維持するためにも、ドアクローザーには正確な取り付けが求められるためです。

室内ドアを勢いよく閉まらないように使い続けるには?

使用頻度の高いドアは、どうしても経年劣化による影響を受けやすいです。室内ドアが勢いよく閉まってしまうのを防ぐために、日頃から意識したいポイントを解説します。

定期的にドアの状態をチェックする

ドアの不具合は、気付いたときにすぐに対処すれば、パーツの清掃や簡単な調整で済むケースも多いです。不具合が深刻化する前に対応できるように、ドアの状態は定期的にチェックしましょう。

ドアクローザーやクッション材だけでなく、蝶番の様子や閉まり具合も一緒に確認しておくと、全体の様子が把握できるのでおすすめです。

蝶番については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

ドアクローザー付き、または後付け可能なドアを選ぶ

室内ドアが勢いよく閉まるのを防ぎたければ、あらかじめドアクローザー付きか、後付け可能なドアを選びましょう。ドアの種類によっては、扉の強度が不充分でドアクローザーを取り付けできないものもあります。

後付けできるドアを選ぶなら、ドアクローザーの取り付け部分に芯材が入っているなど、強度が十分備わったものを選んでください。

ドアクローザー内蔵の蝶番を取り付ける

ドアクローザーの機能は欲しいけれど見た目が気になる方は、ドアクローザーが内蔵された蝶番を取り付けるのもおすすめです。蝶番がドアの閉まる勢いを抑えてくれるので、見た目もすっきりと整います。

ドアクローザー内蔵の蝶番は、室内ドアの取り付けに合わせて準備するのがスムーズです。新築住宅でドアクローザー内蔵の蝶番を希望するなら、早めに依頼先の工務店やハウスメーカーの担当者に相談しましょう。

マグネットタイプのドアストッパーを取り付ける

ドアが勢いよく閉まるのを防ぎたければ、マグネットタイプのドアストッパーを取り付けるのもおすすめです。マグネットタイプなら、ドアを開放しておきたいときは磁石の力で自然と固定されますし、閉めるときにわざわざストッパーを外す必要もありません。

DIYに慣れていれば、ドアストッパーは比較的自力で取り付けしやすいパーツです。取り付けに不安がある方は、無理せず専門業者への依頼を検討しましょう。

長く使い続けられる室内ドアは杉野製作所へご相談ください

使用頻度が高い室内ドアは、住まいの中でも経年劣化による影響を受けやすい部分です。室内ドアを長く快適に使い続けたければ、ドアそのものの質の良さにもこだわりましょう。

大分県宇佐市の杉野製作所では、熟練した職人の技により、お客さまの住まいに合わせたドアを1枚ずつ丁寧に製作しています。天然木の魅力を身近に感じていただくため、無垢の素材の質感には特にこだわりました。
杉野製作所のドア(ムクイチ)は、ドア上部から90mm以内に芯材が入っていますので、こちらに取り付けられるものであればドアクローザーの後付けも可能です。長く愛着を持って使い続けられるドアが気になる方は、ぜひ杉野製作所へお気軽にお問い合わせください。

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監修者

金谷悠司のアバター 金谷悠司 杉野製作所:専務取締役

天然素材の無垢材を使用した木製ドアメーカー、杉野製作所です。「良い住宅を造りたい」という強い想いのある人に選ばれるため、職人が1枚1枚丁寧にドアを製作しています。
【心地のいい暮らし】をテーマに、新築やリフォームの際の空間づくりに役立つ情報をお届けします。

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