リビングのドア選びのポイントは?使い勝手やデザインを決めるコツを紹介
住まいの中でも人が多く出入りするリビングは、どのようなドアを選ぶかで、居心地の良さも大きく変わります。
家族でゆったりと過ごすリビングには、デザインや色にこだわって、お気に入りのドアを取り付けてみてはいかがでしょうか。
今回はリビングのドアにこだわりたい方に向け、選び方のコツを紹介します。おしゃれに見せるためのポイントも解説しますので、ドア選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
リビングのドアを選ぶ3つのポイント
リビングのドアを選ぶときは、次の3つのポイントを考えましょう。
- ドアの種類
- ドアのデザイン
- ドアの色
まずドアの種類を選び、次にデザイン、色といった順に決めていけば、お気に入りのドアに出会いやすくなります。それぞれのポイントを、詳しく見ていきましょう。
ドアの種類
ドアの種類は、形状によって大きく3つにわけられます。
- 開き戸
- 引き戸
- 折れ戸
ドアの中でも広く使われているのが、押して開閉するタイプの「開き戸」です。扉の枚数によって「片開き戸」や「両開き戸」と呼ばれ、「親子ドア」のように特徴的な使い方をするものもあります。
一方、扉を横にスライドして開閉するのが「引き戸」で、折りたたむように使うのが「折れ戸」です。どちらも開き戸よりも少ない力で開閉でき、限られたスペースでも設置しやすいといった特徴があります。
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ドアのデザイン
見た目にこだわるなら、ガラスをはめ込んだガラス戸や、高さのあるハイドアもおすすめです。
ハイドアとは、高さが2m以上あり、ドアと天井との間の「垂れ壁」をなくしたドアのこと。天井とドアのラインが揃い、スタイリッシュな見た目になると人気があります。
採光のよさや開放感を得たい方は、デザインにもこだわってドアを選ぶとよいでしょう。
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ドアの色
ドアの色は、壁と同系色で揃えるか、床と合わせるかで印象が大きく変わります。壁と同じ色味にすれば部屋を広く感じられますし、床と揃えればまとまりのある印象が得られます。
一方で、あえて異なる色を使い、ドアをインテリアのアクセントにするのもおしゃれです。
ドアは建具の中でも面積が大きく、印象を強く感じやすいため、様々な色のパターンをシミュレーションしてみるとよいでしょう。
こだわりから選ぶリビングのドア
リビングのドアがなかなか決められないときは、自分のこだわりから考えてみるのもおすすめです。
- 開け閉めをラクにしたい
- 防音性や気密性を高めたい
- おしゃれな見た目を楽しみたい
それぞれのこだわりに適したドアを解説します。
開け閉めをラクにしたい:引き戸
ドアの開け閉めをラクにしたければ、「引き戸」を選ぶのがおすすめです。
レールや溝に沿ってスライドさせる引き戸は、前後に移動せず、手を伸ばすだけで簡単に開閉できます。開き戸よりも少ない力で動かせるため、力の弱いお子さまや高齢の方をはじめ、車椅子を使用する方にも使いやすいドアです。
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防音性や気密性を高めたい:開き戸
防音性や気密性を高めたければ、閉めたときのすき間ができにくい「開き戸」を選びましょう。
音漏れしにくい開き戸は、静かに過ごしたい寝室のドアにも適しています。また引き戸と比べて気密性も高まるため、すき間風を防いで室温を一定に保ちやすいです。
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おしゃれな見た目を楽しみたい:ガラス付きのドア
おしゃれな見た目を楽しみたければ、リビングのドアに「ガラス付き」を選ぶのもおすすめです。
ガラス付きのドアは、カフェのようなおしゃれな見た目を叶えてくれますし、視覚効果で空間も広く感じられます。リビングと廊下の仕切りにガラス付きのドアを設置すれば、リビングからの採光も得やすく、廊下や玄関も明るくなるでしょう。
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リビングのドアをおしゃれに見せる3つのコツ
ここからは、リビングのドアをおしゃれに見せるコツについて、杉野製作所の施工事例を交えながら解説します。
インテリアのテイストを揃える
リビングのドアをおしゃれに見せるには、インテリアのテイストを揃えましょう。
こちらは、木のぬくもりと曲線的な家具のデザインを活かした、北欧風のテイストがおしゃれな事例。グレーのカジュアルな壁面に、木目の美しいラワンのドアがよく合っています。
掲載事例 | DOAX ラワン片引戸 枠セット_特注杉框戸
壁面収納はあえて余白を持たせ、ゆとりあるデザインで配置。ドアの木目が一層引き立ち、木製家具や建具もナチュラルな統一感を演出しています。
リビングのドアをアクセントにする
こちらはリビングのドアに、アクセントになる色味を選んだ事例です。
インテリアのベースは、白い壁や天井に床材の木目と化粧梁を合わせた、ナチュラルテイスト。さらにスタイリッシュなステンレスキッチンとグレーのドアを組み合わせ、洗練されたナチュラルモダンテイストに仕上げています。
掲載事例 | シナ 塗りつぶし 片引戸 / 片開き戸 枠セット
色だけでなく、リビングのドアは採光を重視してガラス付きを選択。
キッチンの周囲に取り付けられた明り取り用の窓とも相まって、リビングに明るさと開放感を与えています。
リビングを広めに設計すると、壁の面積が広くなるため、どうしても単調な印象を与えやすいです。リビングのドアを視覚的なアクセントとして使えば、空間にメリハリが生まれ、おしゃれに感じやすくなるでしょう。
ドアの素材にこだわる
リビングのドアをおしゃれにしたければ、ぜひ素材にもこだわりましょう。
おしゃれさは見た目だけではなく、触れたときの手触りからも感じ取れるもの。素材や質感に優れたドアは、リビングに洗練された品の良さもプラスしてくれます。
掲載事例 | MUKUICHI ムクイチ オーク 引戸_開戸
リビングだけでなく、日常的に使う手洗い場の入り口など。お客さまへのおもてなしの意味を込めて、素材にこだわったドアを設置するのも素敵です。
リビングのドアは杉野製作所にお任せください
毎日の生活の中でも使用頻度の高いリビングのドアは、使い勝手やデザインなどこだわりたい部分も多く、どのように選ぶか迷ってしまう方も多いでしょう。部屋の印象を決める大切なポイントであるリビングのドアは、使い勝手はもちろんのこと、質感やデザインにもこだわって選ぶのがおすすめです。
大分県宇佐市の杉野製作所では、熟練した職人の手で、使い勝手やデザインに優れた木製ドアを製作してきました。使用する木材も、無垢材をはじめ、天然木の魅力を最大限活かした突板を採用しています。
使い勝手とデザイン、そして素材の良さにこだわったリビングのドアが気になる方は、ぜひ杉野製作所へご相談ください。長年木製ドアづくりに携わってきた経験をもとに、ご自宅にぴったりのドアをご提供いたします。