リビングドアにガラスを使いたい!後悔しないための4つのポイントを解説
掲載事例 | 特注 シナ+スプルース 塗りつぶし 枠セット
おしゃれなリビングを作りたい方におすすめなのが、ガラス付きのリビングドア。
通常のドアよりも採光を妨げないので部屋が明るくなりますし、おしゃれなカフェのような見た目も素敵ですよね。
今回はリビングドアにガラスを使うメリットや、注意点を解説します。
ガラス付きリビングドアを後悔しないための4つのポイントも紹介しますので、ぜひ住まいづくりの参考にしてください。
リビングドアとは
掲載事例 | シナ 塗りつぶし 片引き戸/片開き戸 枠セット
リビングドアとは、リビングと玄関から続く廊下の間に設置するドアのこと。
リビングドアはリビングの顔であり、室内ドアの中でも特に目立つので、おしゃれなドアを希望する方が多いです。
防犯性を重視する玄関ドアと違い、室内ドアはある程度自由にデザインが選べるのも、ガラス付きのリビングドアが好まれる理由の1つ。
ガラス付きのリビングドアは、リビングのおしゃれを楽しみたい、多くの方に選ばれています。
リビングドアにガラスを使うメリット
掲載事例 | DOAX オーク 片引き戸 枠セット
リビングドアにガラスを使うと、3つの嬉しい効果があります。
- 見た目がおしゃれになる
- 空間を広く感じられる
- 採光がとりやすい
詳しく見ていきましょう。
見た目がおしゃれになる
ガラス付きのリビングドアは、ドアそのものの見た目だけでなく、リビング全体もおしゃれにしてくれます。カフェやお店のような雰囲気も演出できますし、取り付けるガラスのデザインによって印象は大きく変わります。
特別なインテリアを足すことなく、リビングの見た目をおしゃれにできるのが、ガラス付きリビングドアを選ぶメリットの1つです。
空間を広く感じられる
空間を広く感じ、開放感が得られるのも、ガラス付きリビングドアの嬉しい効果。
リビングドアのガラスは目線に合う高さが多いため、高い視覚効果が得られます。実際のスペースよりも広く感じられるので、限られたスペースのリビングにもおすすめです。
採光がとりやすい
ガラス付きのリビングドアは、窓からの採光を遮らないので、リビングだけでなく廊下や玄関まで明るくできます。
防犯を気にして玄関に窓を付けるか迷っているなら、リビングドアをガラス付きにするのもおすすめ。リビングからの光で玄関が明るくなるため、使い勝手も向上します。
ガラス付きリビングドアは、デザイン性だけでなく機能性でも優れたドアです。
リビングドアにガラスを使うときの注意点
掲載事例 | 特注 モザイク障子 枠セット/杉 ガラス戸 枠セット
リビングドアにガラスを使うときは、次の3つに注意しましょう。
- ガラスが割れる可能性がある
- 価格が高くなる
- プライバシーの確保に注意が必要
それぞれ解説します。
ガラスが割れる可能性がある
リビングドアは、室内ドアの中でも特に開け閉めされる回数が多いドアです。玄関にも近いので、風が通り抜けたときに思いがけず強く閉まることもあります。
一面に大きなガラスを使っていると、どうしても割れやすくなるため、注意してください。
価格が高くなる
通常のリビングドアと比べて、ガラス付きのリビングドアは価格が高くなりやすいです。
一般的にガラスは木材よりも高価ですし、大きな1枚板のガラスを加工するには、技術も費用も必要です。
デザイン性や機能性の高いガラスはコストもかかるため、大きめのガラスを取り付けたい方は、費用を多めに見積もっておくとよいでしょう。
プライバシーの確保に注意が必要
間取りによっては、ガラス付きリビングドアは部屋の中が見えすぎないよう注意が必要です。
対策としては、目隠し効果のある曇りガラスや模様付きガラスを選ぶ。ガラスの範囲を限定するなどの方法がおすすめ。
特に玄関とリビングの距離が近い間取りでガラス付きリビングドアを使うときは、プライバシーも確保できるよう十分に注意しましょう。
ガラスを使ったリビングドアで後悔しない4つのポイント
リビングの雰囲気や使い勝手を大きく変えるガラス付きリビングドアは、設置後に後悔しないためにも入念な打ち合わせが欠かせません。
ガラス付きのリビングドアで後悔しないためのポイントは、次の4つです。
- 強度の高いガラスを選ぶ
- 目隠しできるガラスを選ぶ
- ガラス面の大きさを考える
- 目的に合ったデザインのドアを選ぶ
安全性の高いガラスを選ぶ
リビングドアには、安全性の高いガラスを選びましょう。
強度の高さでおすすめなのは、通常のガラスに特殊な熱処理を施した「熱処理ガラス」。
熱処理ガラスは一般的なガラスの3~5倍の強度があり、「強化ガラス」とも呼ばれています。万が一割れても細かい粒状になって崩れるため、破片で怪我をするリスクが低いです。
割れたときの安全性で選ぶなら、2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ「合わせガラス」もおすすめ。間に挟まれたフィルムの効果で、割れても破片が飛び散りません。
万が一ガラスが割れたときの怪我を防ぐためにも、ガラスの安全性はぜひ重視したいポイントです。
目隠しできるガラスを選ぶ
玄関とリビングとの一体感は欲しいけれどプライバシーを確保したいなら、曇りガラスなどの透け感が少ないガラスを選びましょう。
ぼんやりと陰が見える程度の透明感が希望なら、曇りガラスに化学処理を施した「フロストガラス」もおすすめです。フロストガラスには手垢といった汚れが付きにくい効果もあるため、お手入れがしやすくなります。
選ぶガラスの種類によって、リビングドアの雰囲気は大きく変わります。目隠し効果のあるガラスを選ぶときは、デザインも重視して選ぶとよいでしょう。
ガラス面の大きさを考える
ガラス面の大きさは、空間をどのように見せたいのかを考えて決めましょう。
採光を確保しつつプライバシーも重視するなら、面積は少なめに目隠しできるガラスを取り付けるのがおすすめ。ガラスを縦長に取り付ければ、目隠ししながらでも十分な採光が得られます。
一方で、リビングドアが廊下の突き当りにあるなら、開放感を重視して透明なガラスを大きめに取り付けるのもおしゃれです。
リビングのインテリアをあえて見せる楽しみ方もできるので、玄関とリビングの一体感もさらに感じられるでしょう。
インテリアに合ったデザインのドアを選ぶ
ガラス付きのリビングドアは、玄関側とリビング側のどちらから見ても、インテリアに合ったデザインを選びましょう。
ぬくもりのあるナチュラルテイストには、格子付きのリビングドアがよく合いますし、スタイリッシュなモダンテイストなら、縦のラインを強調したデザインも素敵です。
またカフェのようにおしゃれに見せたいなら、開放感のある透明ガラスもよく合います。
ただし開放感のあるガラス付きリビングドアは、玄関とリビングの一体感を高めます。玄関とリビングのテイストが大きく異なると、ちぐはぐな印象を感じやすくなるため、注意してください。
ガラスを使ったリビングドアは杉野製作所へご依頼を
掲載事例 | シナ 片開き戸 框風 枠セット
ガラス付きのリビングドアは、リビングをおしゃれにするだけでなく、採光をよくして玄関や廊下の使い勝手を改善。さらに適度に見える人影の効果で、反対側にいる人との衝突も避けられるなど、ドアとしての機能性もアップします。
デザイン性と機能性に優れたガラス付きのリビングドアですが、実際に取り付けて満足できるかどうかには、ドアそのものの質感やデザイン性の高さが欠かせません。
今回掲載したガラス付きリビングドアの写真は、全て杉野製作所が手掛けた事例です。お客様の大切な住まいをより素敵に演出できるよう、熟練のドア職人が心をこめて製作しています。
天然素材の質感が味わえる上質なガラス付きリビングドアをお探しの方は、ぜひ杉野製作所へご連絡ください。リビングを素敵に彩る、理想のリビングドアをご提供いたします。