安くて簡単なスイングドアの作り方 ~保健所の検査を乗り越えろ~
Blogこんにちは。杉野製作所です。
「もしもし、あの〜急で悪いんだけどさ。あさって?保健所の検査でさ。カウンターと客席の間にさ、何?バッタリっていうの?なんかパタパタするやつあるじゃん?あれ付けなきゃいけなくてさ。ちょっとごめんけど明後日までに〜、え?無理?そこをなんとか。ん? 材? もうなんでもいいよ。あるのでいいから。え?金物?そんなの任せるよ。何かパタパタしとけばいいから。・・・ほんと!?よかった〜!ありがと〜!!」
って頼んでないですか?
「明後日まで」って夜に電話して、実質1日しか無い。ってことないですか??
初めてじゃなくてもう3回目ってことないですか。。。
ということで、一度安くて簡単なバッタリ戸の作り方を覚えて、しっかり職人さんに頼めるようにしましょう。
っていうブログです。
少し頑張ればDIYでも作れちゃうと思います。
それでは行きます!
まず呼び名ですが「スイングドア」が普及しているようなのでそうしましょう。
今回はここに付けます↓
内のり寸法と実際の製作図です↓[字が汚いという噂もある]
左右と真ん中の隙間は8mmで良いと思います。
戸厚はこだわりが無ければ25mmにしてしまいましょう。
一応、金物の設定用説明書を添付しておきます。↓
金物は水上「ウエスタンドアヒンジ」と水上「自由蝶番」の2択になりそうですが、今回は「安くて簡単」ということで「ウエスタンドアヒンジ」を使います。
2枚用で実売価格 ¥2000前後です。
水上 ウエスタンドアヒンジ↓ 中身こんな感じです。
早速取り付けていきましょう!!
まずは、2番を戸の上部に付けます。
3番を戸の下部に付けます。↓
現場に行きます!!
4番を枠の下に付けます。↓
4番の上に戸を乗せて、
1番を枠に付けます↓
これで完成です!!
もう1枚反対側に付けて出来上がり!! ↓
動きはこんな感じ。[動画]↓
バネが付いているわけでは無いのでゆっくりパタパタなります。
居酒屋などで両手にビールを持ってお尻で「エイッ」て開けたい場合は、
もう一つの金物「自由蝶番」の方が良いです。
バネが効いているので体が通る分しか開きません。
向こう側にいる人にぶつかったりしません。
いい写真がないけどこんな物です。見たことあるかと思います。↓
ウエスタンドアヒンジの一番のメリットはいっぱいまで開けたら、開きっぱなしになることです。
自由蝶番かウエスタンドアヒンジかで悩む時に決め手になることもあります。
自由蝶番では開きっぱなしになりません。
開きっぱなし。こんな感じ↓[動画]
営業時間外や、お客さんがたくさんで出入りが多い時は開けっぱなしに出来ちゃいますね。
金物の選択はお店の使い方に寄るのでどちらが良いとは言えません。調べて自分に合った方を選んでください。
ちなみに自由蝶番もそんなに価格は高くないです。
サイズにも寄りますが1枚分で¥1500~¥2000くらい。
取り付けがDIYでは少し難しいので、その辺も考慮に入れて選択してください。
「スイングドアの作り方」は以上です。
いかがでしたでしょうか?
作る際の参考にしてもらえたら嬉しいです。
是非チェックしてみてください!!
それでは!!
杉野製作所